コラム

社員インタビュー:物流提案のやりがいと面白さ

社員インタビュー:物流提案のやりがいと面白さ
【社員紹介】

 入社:2020年

 所属:国際フォワーディングカンパニー

 担当業務:メーカー・商社様などへ向けた物流提案(輸出の新規営業)

お客様への物流提案に向けて、様々な輸送手段の特長を把握し、場合によっては現地に直接出向き課題に向き合う当社の若手社員にインタビューを行いました。

Q.最初に担当の業務について教えて下さい

私は現在、物流提案業務を担当し、お客様にとって最適な輸送サービスを企画し、提供する仕事をしています。提案には日々の情報収集や、ノウハウの積み重ねが不可欠であり、日々進化する世界に接しながら業務に励んでいます。

入社して4年目になりますが、最初の1〜2年は、中東地域から工業資材を世界中に輸送する手配業務に携わりました。日本を介さない輸送をフォローする為、広い視野をもって、様々な国の関係者とコミュニケーションを取りながら物流の世界を知っていきました。

3年目からは主に日本発着貨物に関わる物流全体の計画、提案業務に携わるようになりました。

自由度が大きく広がり、大きなやりがいを感じる仕事です。一方で難しさもあり、それは個別のニーズを十分に理解すること、そして幾通りもあるソリューションから最適解を探し出すことです。

Q.その中で大切にしているものは何ですか?

適切な提案を行うには、お客様の業界や周辺環境、個別の状況を理解することが最も重要です。

スピードやコスト、安定性等、お客様がなにを求めているかを正確に把握し、また地理的リスクの回避などお客様も気が付いていない潜在的なニーズまでも汲み取る能力が不可欠です。

物流を設計するにあたっては、単純なA地点からB地点までの輸送ミッションでも、ルートや中継地点の設定、保管についてはどうか?など、実際にはさらに細かい諸要素を考え、お客様にとって何がベストとなるのかを見極め、それに基づいて全体像を組み上げる必要があります。

設計の下支えになるものは、情報と経験です。そのため、マーケットの状況や混雑、世界中の出来事に目を配り、過去の事例や他のメンバーとのコミュニケーションをふまえて仕事をします。

オールラウンドな能力が求められることは大変ですが、一方でそれが楽しみを感じる理由です。

Q.現在の活動について教えて下さい

2022年には、現地調査のため約1か月間北米に出張しました。

目的は、新規顧客への営業活動、新たに開拓した輸送案件の荷下ろしの立ち合い(フォローアップ)ですが、同時にアメリカの物流を目で見て学ぶこともできました。

北米の物流インフラを直接目にしたことは、非常に価値がありました。

現地の港、トラック、鉄道貨物輸送などを実際に見て、そのスケール感を肌で感じ、また現地法人のスタッフや取引先と話をした経験は、今後の提案における言葉の重みとして大きく役立つと確信しています。

現地法人のスタッフとは普段からオンラインで関係を持っていたものの、直接出会うことでより深い人間関係を築くことができました。現地側の意見を聞くことで、物流の繋がりをより多面的に理解できたと感じています。

長期にわたる出張期間であった為、休日は港近くの食堂で食事を楽しんだり、ジムに通ったりするなど、現地のライフスタイルを体験することができました。このような体験ができたこと、体験を活かせる仕事ができていること、体験できるだけのネットワークと環境を持っていることに対し、改めて感謝を感じ、誇りを持っています。

Q.次にやりたいことは何ですか?

より物流のプロフェッショナルとして活躍するために邁進したいと思います。特に北米は、鉄道網や広大な道路、海上輸送の選択肢の多さ、厳格な各種規制など、難しさと同時に、やりがいのあるエリアです。より多くの経験を通じて、さらに幅広い物流の世界を歩んでいきたいです。

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