次世代モータープール事業+フリート充電ステーション事業
再生可能エネルギーにて運用されるサステナブルなモータープール
2030年の温室効果ガス46%削減(2013年比)、2050年のカーボンニュートラル達成というわが国の目標の中で、企業は年々より具体的かつ細かなアクションを求められています。
そのような時代要請の中、当社はこれまで世界各国で蓄積されたモータープール*運営ノウハウを活かし、太陽光エネルギーにて発電される再生可能エネルギーにて運用される新たな次世代モータープール事業の構築に取り組みます。
*主に自動車用の事業用保管駐車場の事。入出庫保管の他、PDI(Pre-delivery inspection)や二次架装・アクセサリー装着等も行う。
電動車の保管品質向上を
また、電動車はそのバッテリー品質を保つために、常に一定の充電量を保つことが望ましいとされています。当モータープールでは再生可能エネルギーにて蓄電された電気を電動車に給電することが可能となる予定です。
更に外部SOC診断機を使用し(一部車種限定)、車両の実充電量を測ることによって、充電時のバッテリー品質を常に最適な状態に保つだけでなく、例えば輸出時自動車専用船積載における適正な充電量の管理等にも活用頂くことも想定しております。
また、EVをはじめとしたバッテリー搭載車両は当然屋外での使用が想定されている為、ある程度の直射、高温は問題ありませんが、モータープールでの在庫車両の保管は時に長期にわたる可能性があります。
更にキャブ付きシャーシの電動商用車の場合はシャーシ搭載のバッテリーが外環境に直接さらされていることも珍しくありません。
当モータープールではバッテリーのみならず、年々ハイテク化する電子部品を搭載した大切な車両を、ソーラーパネル付きの屋根で太陽光直射・高温から保護致します。
地域に開かれたフリート充電ステーション
現在、世の中のカーボンニュートラル対応や自動車OEM各社のラインナップ拡充が進み、商用車では特に小型商用車及びバスに関しての電動化が急速に進んでいます。こうしたEVフリートの充電には急速充電器が必要ですが、EVフリートの規模によっては急速充電器を自社敷地に設置するのは経済的ハードルが高いことがあります。
当社のフリート充電ステーションでは、そうしたフリート事業者様にサブスク形式で定期利用可能な充電スポットを提供することを想定しており、かつモータープールと一体運営のため、夜間充電に際してもドライバーのアテンドは不要となる見込みです。
地域の事業者様がもっと気軽にEVフリートを導入し、充電・駐車場に困らない、開かれたフリート充電ステーションの構築に取り組んでまいります。
EV輸送を取り巻く物流課題について、より詳しく知りたい方は、下側リンクから資料をダウンロードいただけます
(資料名:EVシフト時代の物流課題と新規開発事業のご紹介_EV輸送をとりまく物流課題について)