地方港の活用による物流コスト削減
地方港活用という選択
全国に拠点を構えている多くの事業主(荷主様)にとって物流課題解決のためのソリューション提案、それが地方港を活用した物流体制の構築です。
地方港を活用した物流体制構築は、主要港を利用し陸路で中長距離に配送するといった従来の物流構造ではなし得なかった「トータル的なコストダウン」が期待できます。
三菱商事ロジスティクスでは、10年ほど前より地方港活用に着目し、開拓を続け、現在では20の地方港との連携を実現しました。
【地方港活用によるメリット】
- コスト削減
近年顕著になっている燃料費高騰や2024年問題(ドライバー不足への警鐘)などから、主要港からの中長距離陸路配送のコスト(燃料費・人件費)増が不可避な状況下において、地方港活用は船での荷下ろし拠点を幅広く持てることで陸路短縮にも繋がり、最終納品先までのアプローチがより効率的になり、コスト削減が図れます。- リスク分散
物流過多で貨物が集中する主要港活用中心という体制から脱却できます。
限られた港に物流を集約するというリスクの高い輸送ルートからの改善策として地方港を活用することで、事故や悪天候に対して、複数の港への切替えが可能な状況を構築できます。これにより一極集中型の物流構造からの脱却に直結し、より柔軟で堅実な配送が実現可能となります。- リードタイム削減
当社では主要港と地方港を上手に組み合わせた物流構造のハイブリッド提案をしております。
様々な理由により揚地港へ寄港出来ない場合、近隣港への振替の決定、そこから最短での陸路配送の計画など、当社ではこれまで培ってきた多様なノウハウを駆使し、いざという時の柔軟な対応をいたします。
当社は物流のプロフェッショナルとして、長年の実績・ノウハウを駆使し、お客様ごとに最善のソリューション提案を行います。
また、今後さらに地方港の活用実績を積んでいくことで地方港の輸出入の安定化につなげ、地域活性化を推進させることも、三菱商事グループとして取り組んでいくべき課題と捉えております。
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